わたくしコバ37の母乳育児体験談
あなたは母乳だけで育てましたか?
わたくしコバ37も、妊娠中にいろいろ調べて完全母乳育児がしたいと思って出産しました。
今、妊娠中の方も赤ちゃんをどんな風に育てたいか、いろいろ調べていらっしゃるのではないでしょうか?
どこで出産する?・・・医療が充実している大きな病院?母乳育児、布おむつを実践してる病院?助産所?
どういうスタイルで出産したいのか?・・・分娩台で?自由なスタイルで?自宅で?
赤ちゃんを育てるには?・・・母乳なのか?粉ミルクなのか?紙おむつ?布?
コバ37も出産前はヨガに瞑想をしたりして、陣痛への前向きなイメージトレーニングを日々やっていたのを思い出します。
出産はアクティブバースで、もちろん母乳育児で、布おむつでがんばるぞ~!なんて、意気込んでいました。
が・・・。
うまくいったのは、イメトレのお陰で前向きな出産が出来たこと!これは言えるなぁ。痛いと1度も言わなかったらしいです。初産なのに経産婦と間違えられるくらい^^スポーツしていたからか、気持ちのコントロールは上手だったのだと思います。
でもでも!上の子のときは母乳が軌道に乗るまで大変でした・・・。母乳の出も悪いし、赤ちゃんも上手く吸えない。ぎゃんぎゃん泣いて泣いて、全然寝ない。赤ちゃんてよく寝るんじゃないの!?
想像と全く違う生活。睡眠不足に、頻回の授乳。朝まで泣き続ける赤ちゃん・・・。
出産後に鬱っぽくなるって言うけど、本当に辛かったなぁ~と。
今思うと、あの泣きっぷりは、母乳が足りてなかったのかも。粉ミルクに頼っても良かったのではないか・・・と今となっては思うのです。
どうしても、栄養満点の母乳で育てたい!!!わたしの譲れない意地があって、ボロボロになりながら、母乳をあげ続けましたね。生後2~3週間くらいでやっと、軌道に乗ってきたのを覚えています。
その間も、乳腺炎になって母乳外来に通ったり。母乳の出がよくなっても、うまく赤ちゃんに飲んでもらわないと、飲まれない乳腺が詰まって、そこに雑菌が入って炎症すると、高熱が出ます。
ほんとに辛かったですね。同じ経験をされている方もいらっしゃると思いますが、母乳育児ってとにかく大変。
母乳で育てると、夜間の授乳ももちろん母乳。3ヶ月くらいになると、ささっと出して、添い寝しながらあげられるくらい、その頃にはお母さんも慣れてきます。
ところがです・・・。夜間にお腹がすいて泣く。母乳をあげる。泣き止む。寝る。泣く。母乳をあげる。泣き止む。寝る。を繰り返しているので、6ヶ月くらいには母乳が飲みたくてではなくて、おっぱいが恋しくて泣くようになります。
赤ちゃんの夜鳴きのときについつい口封じでおっぱいをあげてしまうのです。そうすると、なかなか離乳が難しくなります。
うちの上の子も、これがなかなか大変でした。こちらも寝たいので、ついついあげてしまいます。くわえるとすぐに寝るのですが、これが習慣化しているので、決まった時間に計っていたかの様に起こされます。
出産から1歳過ぎても寝不足は続くのです・・・。
これだけ執着しているので、卒乳はめちゃくちゃ大変でした。自ら食事も出来ますし、お水やお茶も飲みますから、日中はまだ気を紛らせられるのです。
だが、戦いは夜間。決まって3時間おきに起こされる。いったいいつになったら、朝までぐっすり寝れる日がくるのか。精神的にもおかしくなります。わたしも1年の間に夜な夜な何回泣いたかな・・・。睡眠って本当に大事。
思い切って、1歳1ヶ月で卒乳することにしました!日中は、胸にくまさんの絵を描いて、くまさんになっちゃったから、もう飲めないんだよ~!と欲しがるときに見せて、毎日言って聞かせました。
そしてついに!寝かしつけに母乳をあげるのを止めました!
ものすごいぎゃん泣きでした・・・。背を向けて、床をバンバン叩いて怒って・・・。可哀想で、心が折れそうでしたが、ぐっと我慢。わたしも体力の限界。おっぱいが無くても寝れるんだと分かって。お願い!
そのうちに、泣きつかれて眠ってしまいました。それでも1時間は泣き続けたと思います。
本当にこれで良いのか?自問自答しました。
ところがどうでしょう!!!???次の日の夜から、おっぱいが無くても寝れたのです♪しかも泣かない!
これを機に、ぐっと成長が見られました!こう、おっぱいに執着させちゃったのも、すべて自分のやり方が悪かったと、2人目の母乳育児のときに思うのでした。
わたくしコバ37の初母乳育児は生涯忘れることのない経験となりました。
母乳育児でお母さんが辛くならない方法とは
1、母乳にこだわり過ぎない。
母乳が足りなくて泣いているときは、粉ミルクをあげても良いか♪と言うくらい、軽い気持ちで母乳育児に臨んで欲しい。吸われないとますます出なくなると言われますが、1日のうちの何回かくらい、母乳じゃなくたって、大丈夫!自分で搾っておけば、体が母乳を作られなくなる事もないですし、気楽にやりましょ!
2、母乳のために、食べたいものを我慢し過ぎない。
母乳には、根菜や粗食が1番良いって言われるけど・・・。
たまにはケーキ食べたい!いいじゃないですか!お母さんだって頑張ってるんだから、たまにはご褒美^^丸々1個は気が引けても、何口か食べられれば嬉しいはず♪罪悪感は持たないで。
※乳腺が詰まりやすい方は、脂っぽい食事は避けた方が良いので、おっぱいと相談してご褒美考えてくださいね。
3、ある程度離乳食が進んで、夜間の授乳が必要なくなってきたら、寝かしつけにおっぱいを使わない
おっぱいをくわえさせると、安心して寝るのでついついあげてしまいます。
違うことで寝かしつけるようにしましょう!例えば、絵本を読むとか、ただの抱っこだけで寝かすとか、静かな音楽を流してとんとんしてあげたり。
おっぱいに頼り過ぎると、コバ37のように、卒乳させるのが大変になります!
4、おっぱいの飲ませ方に注意!
生まれて間もないときは、乳輪までがぶっと赤ちゃんにくわえさせるようにして、授乳するように言われます。
初めての授乳では乳首の皮膚も弱いので、ちゃんとくわえさせないと切れて痛くなるのです。
慣れてくると、乳首も柔らかく皮膚も強くなることから、浅めにくわえさせがちになります。これが後々、断乳した後の自分の胸の変化に悲しむ原因となるので、注意した方が良いですよ!!!コバ37も誰かに教えて欲しかった・・・。みなさん悲惨な胸になりませぬよう。ご注意!!!なかなか元通りにはなりませんので・・・。
コバ37は自分の胸が貧相になったことが1番ショックでした・・・。母乳育児頑張ったのに・・・。
母乳育児が良いと言われるワケ
お母さんの母乳を飲むことによって、免疫を受け継ぐことが出来ると言われています。初乳がとっても大事!
初乳には、免疫物質が含まれていて、細菌やウイルス、アレルギー物質から守ってくれると言うのだから、出産後から2、3日中にに出る初乳は、どうしても飲ましたいもの。
母乳を赤ちゃんにあげる時間は赤ちゃんにとっても、お母さんにとってもお互い大切なコミュニケーションの時間。母としての自覚も日に日に増して、赤ちゃんはお母さんの存在に安心します。
2人の子を母乳で育てた結果、今思うこと
母乳が出れば、母乳にこしたことはないと思います。お母さんからのおっぱいで免疫がつきますし、経済的ですし、粉ミルクのように容器を持って出掛ける必要もない。
でも、母乳はお母さんの食べた食事がもろに影響されるので、食事に気を付ける必要があり、食べたい物が食べれないなど、コバ37はストレスに感じることが多々ありました。
わたしの場合ですが、シュウマイを食べたら母乳からシュウマイの匂いがして、脂っぽくなったことを強烈に覚えています。プリンを半分食べただけで、乳腺が詰まってしまったり・・・。とにかく食事に気を付けなければいけなかったので、大変でした。
脂っぽい母乳は、美味しくないそう。飲みも悪くなるし、吐き戻したりしました。
脂っぽい食事を摂ってしまって、結果自己嫌悪に陥るのです。
あと、母乳育児にこだわり過ぎて粉ミルクをあげなかったこと、これももっと柔軟に対応していれば良かったなと思うわけです。体を丈夫にしたい!と思ってのことでしたが、実際はどうでしょう・・・。
2人の子供は離乳食開始後、食物アレルギー、皮膚炎になりました。なぁ~んだ・・・、あれだけ母乳で頑張ったのに・・・。そんな思いです。
粉ミルクは良くないとは言えない。だって、年々改良されてきて栄養がちゃんと考えられているし、母乳と違って足りないなんて事もなく、お腹いっぱいでぐっすり眠らせてあげられるし。そうすれば、お母さんも寝不足にならず余裕がでます。産後うつにもならずに済むかもしれない。
母乳育児で頑張ろうとお考えの方も、一度粉ミルクなら何が良いか!いざと言う時の為に、準備はしておくことを強くおすすめします^^
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