向いてないかも、子育て。10年経って出した答えとは

子育て

なんでこう、毎日イライラするのだろうか。

わたしの毎日っていったいなんなんだろうか。

誰のために生活しているの?自分のため?子供のため?

夜になると、どっと疲れとともに沸いてくる疑問。

毎日、同じことしか言ってない。しかも子供に怒って口から出てくる、同じセリフの繰り返し。

自分でも聞き飽きた。子供もきっと同じはず。なのに、何も直そうとしてくれない。もう怒るのも疲れた。

「なんで?なんで?同じこと何回言わせるの?」

これがわたしの口癖・・・。

子供にささげた10年の時間。

そしてまだまだつづく同じような毎日。

わたしの何も価値のない生活。

嫌気がさす。

自分も気付けばアラフォー。最近、身近な人が亡くなっていく。命の儚さが身に沁みる。

わたしの命の期限はいつまでだろうか。

自分のやりたいこと、どんどんやっていかないと後悔するかもしれない。

1日、1日を、今この時を大事に、自分のために生きないともったいないと思う。反面、自分が生んだ大切な子供達に自分の身の回りの自分で出来ることを、きちっとして欲しい。と強く思うと、子育てに力が入ってしまう。

子育てむいてないのかもなぁ。10年で何回も思った。

同じように思ってる人、この世の中でどれくらいいるだろう。わたしだけ?

いつも、にこにこしているあのお母さんも、みんな、悩んでる?わたしと同じ?

みんな自信をもって子育てしてるのかな?

生んだ責任。ちゃんと自立させなきゃという責任。そんな責任感で、ごちゃごちゃ言ってしまう。

まじめ過ぎるのからだ。きっとわたしはまじめ過ぎるのだ。もっと力抜いていいのかも。

あ~もっと、気楽に生きられたら良いのに。何かいい呪文でもないかな。冷静になれる。呪文。

そんなとき、ふと思った。

わたしの人生はわたしのもの!子供の人生は子供のものであってわたしのものではない!

自分を豊かにするのも、自分の人生を豊かにするにも、自分次第。あとで後悔しても、あの時あっちを選択しとけば良かったと思っても、それはもう子供の人生だから。親として選択肢は情報として教えてあげても、強要するのは違う。

最近そう思えるようになった。

上の子は1年生からピアノを習っているのだけど、この3年間の間に何回もやめるやめないのやり取りをした。

なぜなら練習しないから。最近までは、やめなと口では言ってたけど、内心はここで負けるな!続けることに意味がある!ここでやめたら、0と同じ。がんばれ!と思って、本当にやめさせる気はさらさらなかった。

わたしの人生じゃないんだ・・・。ピアノ弾けるも弾けないもこの子の人生なんだから。

と思えるようになったときに、好きでもないピアノを続けさせてきたことに、逆に申し訳ない気持ちでいっぱいになって、涙が出た。

そう思えたとき、こころからやめていいよと言えたのでした。

この子には絶対むいてるから!続ければ、自分の自信にもなるし、一つでも得意なことがあれば生きてく力になる!と勝手に押し付けてきたことを後悔した。

わたしの父が昔、言っていた。「一番大事なのは、自分。」子供ながらに、なんでだよ~!と思ったけど。

関心がなかったのではない、いつも温かく見守っていてくれた。やりたいことはやらせてくれた。

それで十分だった。

それがすべて。わたしの疑問の答えだ。

子供は子供の人生。わたしのものではない。冷たく感じる方もいるかもしれないけど、

ひとつだけ大事なのは、子供に関心をもつこと。これだけはわたしの子育てで守っていくべきことだと感じた。そして、子供がこうしたい!と目標を決めたとき、全力でサポートしたい!そう思えるようになった。

なんだか、文章に書いていくうちに心が軽くなった。読んでくださった方で同じ悩みを持つ人が少しでもわたしと同じように心が軽くなってもらえていたら、嬉しいな。

力の入り過ぎていた子育てで気持ちにゆとりができたら、自分を大事にできるかもしれない。

自分の時間を、自分が楽しめる時間をもてる余裕ができるもしれない。

自信をなくした自分の人生を豊かに出来るかもしれない。

 

まめじゃない、わたくしコバ37がブログを始めたのも、変わらない毎日を少しでも変えるため。

一歩を踏み出したのだ。ほんとに何も分からない世界。毎日手探り。

自分が発信できることって?自分の頭のなかって?わたしってどんな人間なのか?自分の価値って?

そんな疑問に回答を得るために、ブログを始めたのだと思う。「自分を大事に」という信念とともに。

最後に・・・。これから先に漠然とした不安だけを抱いていたが、今は子供の成長が楽しみでならない。

客観的にそう思えるようになった。

自分、ちょっとは成長したかな^^

コメント

error: 右クリックできません